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満屋裕明臨床研究センター長の「日本学士院賞」受賞決定について

満屋裕明

日本学士院賞は、学術上、特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対して贈呈されるものです。

満屋裕明臨床研究センター長は、世界初のエイズ治療薬「AZT(アジトチミジン)」を開発し、 その後も副作用が少ない「ddI(ジダノシン)」、「ddC(ザルシタビン)」と、 相次いでエイズの病原ウイルスであるHIVの逆転写酵素の働きを止める治療薬を開発しました。

また、HIVの成熟に関わる酵素の働きを止める薬(プロテアーゼ阻害剤)の開発にも取り組み、 米国の科学者との共同研究で開発した「ダルナビル」は、 途上国が特許料を払わずに使える医薬品として世界で初めて国連の機関に登録されました。

上記のようにHIV感染症とエイズに対する治療法の研究・開発が評価され、本受賞に至りました。 詳しくは、 日本学士院ホームページをご覧ください。