メニューにジャンプコンテンツにジャンプ

トップページ > CIN推進室

CIN推進室

メンバー

  • 室長    北川 明
  • 上級研究員 熊澤 良祐
  • 事務助手  仁井(土肥) 亜由美

CIN推進室の紹介

 近年、医薬品や医療機器の研究開発において、コストの低減や開発期間の短縮のために、疾患登録システム(レジストリ)データや、その他のリアルワールドデータを活用した新たな臨床開発手法が注目を集めています。厚生労働省は、「クリニカル・イノベーション・ネットワーク(Clinical Innovation Network、CIN)構想」を2015年に掲げました。この構想は、レジストリを活用した効率的な治験・市販後調査・臨床研究体制の構築を推進し、我が国発の医薬品・医療機器等の開発を促進することを目指しています。

 この構想に係る取組の中で、国立国際医療研究センター(NCGM)は、日本医療研究開発機構(AMED)のCIN推進拠点事業である「CIN構想の加速・推進を目指したレジストリ情報統合拠点の構築」(事業代表者:NCGM國土典宏理事長、2017年8月~2020年3月)(CIN國土班)の代表機関として活動し、当室は同事業班の事務局として、2017年8月1日、臨床研究センター臨床研究企画戦略部内に設置されました(2021年4月1日に研究資源部設置とともに同部内に移管)。CIN國土班では、我が国における患者レジストリ及びコホート研究の情報を収集・整理し、レジストリ検索システムを構築して、患者レジストリ及びコホート研究に関する情報の一元化と可視化を行いました。2020年4月からは、CIN國土班の後継事業として厚生労働省の「CIN中央支援に関する調査業務一式」(CIN中央支援事業)が開始され、引き続き同事業をNCGMが受託し、当室が事務局を担当しています。

 また、NCGMは、国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部(Japan Health Research Promotion Bureau, JH)の「6NC連携によるレジストリデータの活用基盤の構築事業」(2018年9月~2022年3月)の代表機関となり、本研究班も当室が事務局を担当しました。本研究班では、国内の6つのナショナルセンター(6NC)が各々の疾患分野で培ってきたレジストリ構築および運用のノウハウをアカデミアや企業と共有するため、相談支援体制の構築と整備を行ってきました。2022年4月からは本研究班の後継としてJHの「6NC連携レジストリデータ利活用促進事業」が開始され、引き続き同事業はNCGMが代表機関となり、当室が事務局を担当しています。

当室では次の2つの事業の事務局を担当しています。
主な業務内容は以下の通りです。詳細については、関連サイトをご覧ください。

厚生労働省「CIN中央支援に関する調査業務一式」(CIN中央支援事業)

●患者レジストリ及びコホート研究調査

●レジストリ検索システムの維持・改修

●レジストリに関するWeb相談窓口と情報発信等

JH「6NC連携レジストリデータ利活用促進事業」

●アカデミアや企業へのレジストリに関する相談窓口機能とコンサルティング

●レジストリフォーラムの企画運営

●レジストリ利活用ための資材の作成と提供等

問い合わせ先

電話:03-3202-7181 (代表) 内線 3568
メールアドレス:cin@hosp.ncgm.go.jp