研究概要
溝上 哲也 |
糖尿病などの生活習慣病、精神疾患、新型コロナウイルスといった国民への負担が大きな疾病を主なターゲットに、その予防に関する疫学研究を国内外で展開しています。
1)職域多施設研究(J-ECOHスタディ)
関東・東海に本社のある10数社(総従業員数10万名)が参加した大規模な研究です。2012年に研究を開始し、産業医の協力のもと健康診断・長期疾病休業・在職死亡などの情報を収集し、それに基づいて様々な分析を行っています。一例として、機械学習により、糖尿病のリスク予測を行うツールを開発し、ホームページで公開しています。
https://www.ncgm.go.jp/riskscore/
2)栄養・運動に関する職域疫学研究
J-ECOHスタディのサブスタディとして、栄養と運動と糖代謝や抑うつに関わる疫学研究を行っています。