感染症資源調整室
主要メンバー
- 室長 平野勝治
- 上級研究員 山越 智
感染症資源調整室の紹介
当室では、次の活動を行っています。
新興・再興感染症データバンク事業ナショナル・リポジトリ【REpository of Data and Biospecimen of INfectious Disease(REBIND)】のデータおよび試料の管理
REBINDは新興・再興感染症、感染症一般、疾病一般について、病態解明の研究ならびに予防法・診断法・治療法の開発等を進めるための基盤(ナショナル・リポジトリ)を構築することを目的として、国立国際医療研究センター(NCGM)が厚生労働省から委託を受けた事業です。REBINDでは診療情報や試料を全国から収集し、ヒト及び病原体の遺伝情報の解析を行った結果とともに一元的に保管・管理し、研究や開発を行う第三者へ提供致します。試料保管は、-150℃で最大100万本、-80℃で最大40万本を保管可能な自動倉庫をNCGMに設置中です。長期保管用試料などはバイオバンク・ジャパン(BBJ)の協力を得てBBJでも保管し、分離した病原体株は国立感染症研究所で保管する体制となっています。データは東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の協力を得て、ToMMoのスーパーコンピューターなどで管理を行います。これらの試料とそれに付随する臨床情報やゲノム情報を提供し、新興・再興感染症の研究や予防法・診断法・治療法の開発を推進しています。
REBINDに関する情報
REBIND(新興・再興感染症データバンク事業)| Repository of Data and Biospecimen of INfectious Disease (ncgm.go.jp)