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JCRAC(Joint Center for Researchers, Associates and Clinicians)について

私共は2001年度から日本公定書協会(現在の医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団)、2006年度からは財団法人国際協力医学研究振興財団(2013年7月1日解散)内の臨床研究データセンターとして、JCRAC(Japan Clinical Research Assist Center)の愛称の下、臨床研究のデータマネージメントを実施して参りました。

設立当初より国立国際医療研究センター(NCGM)の研究者グループの指導を受けて活動してきましたが、2011年度にNCGM臨床研究センター内に事業移管され『JCRAC(Joint Center for Researchers, Associates and Clinicians)』として再スタートし、また2023年1月1日にはその運営組織がJCRAC運営部として1部2室体制に組織強化されました(臨床データ管理室・バイオインフォマティクス管理室)。

過去20年以上の活動実績を通じて多施設共同研究の遂行時に生じる科学的・実務的課題に対する問題解決能力を蓄積していますので、これまで培ってきたノウハウ・実績を基に、研究計画書(プロトコール)や症例報告書(Case Report Form)の作成等の上流段階から研究支援に参画し、EDC(Electronic Data Capture)システムを利用したセントラル・モニタリングを通じてデータクリーニング等のデータマネージメント(データの品質管理)をおこない、最終的に実施するデータ解析を意識した品質の高いデータセットに仕上げることを目指しております。