第18回 NCGM国際感染症フォーラムのご案内
今回で18回目となるNCGM国際感染症フォーラムでは注目すべき感染症の第4弾として、新興・輸入感染症を取り上げます。新興・輸入感染症は次のパンデミックともなり得るもので、国内外の関心が高い感染症です。国立国際医療研究センター(NCGM)は2021年にARISE(ARO alliance for Southeast and East Asia)を設立し、次のパンデミックに備え、アジア諸国で臨床試験を推進する活動を行っています。また、NCGMは、2025年4月に国立感染症研究所と合併し、国立健康危機管理研究機構(JIHS)としてスタートします。今回のフォーラムでは、JIHSとして、ARISEのネットワークをどのように活用し、今後の新興・輸入感染症に備えるかを紹介します。そして、新興・輸入感染症の中でもARISE域内で近年特に問題となっているエムポックス、デング熱ならびにインフルエンザに着目し、国内外の専門家より各国の動向、研究、治療の最前線を発表いただきます。
- ・日時:2025年2月6日(木) 15:00~17:30
- ・開催形式:ハイブリッド(会場+ウェビナー)日本語/英語(同時通訳)
会場:ベルサール西新宿1階ホール 100名定員
(東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館)
*会場でご参加の方は、フォーラム終了後に登壇者を交えた意見交換会の場を設けております。ぜひご参加ください。 - ・参加方法:申込先リンクから事前申込み(参加費無料)
- ・申込締切:2025年2月4日(火)
プログラム
開会挨拶 國土 典宏(NCGM 理事長)
座長:杉浦 亙 (NCGM 臨床研究センター長)
大曲 貴夫(NCGM 国際感染症センター長)
1.JIHSの活動
講演1:「新興感染症へのJIHSの対応、ARISEの活動に対する期待」
武井 貞治(NCGM企画戦略局長)
報告 :「ARISE研究者グループについて」(NCGM)
2.近年、アジアで注目されている感染症
講演2:「国際的なエムポックスの流行とMCMの開発の動向について」
氏家 無限(NCGM 国際感染症センター トラベルクリニック医長 / 予防接種支援センター長 / 国際感染症危機管理対策推進センター長)
講演3:「タイにおけるエムポックスの疫学と対応について2024年最新情報」
ティティポン・インヨン(保健省疾病管理局疫学部 HIV/AIDS、STI、結核、HBV&HCV サーベイランス開発部門長|タイ王国)
講演4:「アジアにおけるデング熱とアルボウイルス感染:疾病管理における今後の課題と機会」
モイ・メンリン (東京大学大学院 医学系研究科 教授)
講演5:「インドネシアにおけるデング熱の疫学と早期発見の重要性:過去、現在、将来の展望」
ベティ・エルナワティ・デウィ(インドネシア大学 医学部 微生物学教室 教授 | インドネシア)
講演6:「次世代インフルエンザワクチンの開発」
長谷川 秀樹(国立感染症研究所 インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター長)
総合討議
閉会
*本フォーラムはAMED「アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業」の一環としてNCGMが企画・運営しているものです。
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お問い合わせ
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター臨床研究センター インターナショナルトライアル部
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
Email:ncgm-iidf@piic-inc.com
国際感染症フォーラムとは
フォーラムの概要
NCGM国際感染症フォーラムでは、主に感染症分野において産官学連携による国際展開を推進するために、専門家による情報提供や企業および国内外の医療・研究機関などの関係者間で意見交換を行います。 特に、予防、診断、治療等のための医薬品・医療機器の開発、更には、NCGMが構築した国際共同臨床研究プラットホームや国際臨床研究ネットワークであるARO Alliance for Southeast & East Asia、東南アジア・ 東アジア国際共同臨床研究アライアンス(ARISE)を活用した臨床研究を支援します。
フォーラムの内容
- ・国内外における感染症の最新動向
- ・AMRなど注目される感染症の最新知見や対策
- ・新しい医療技術や医薬品の学術情報
- ・国内の医療行政や海外の規制状況
- ・海外における臨床研究・試験事例の報告
- ・NCGMの国際事業や研究内容の紹介、等
過去のフォーラム
- 2024年9月5日開催
第17回NCGM国際感染症フォーラム ウイルス性肝炎の診断・治療の最前線と今後の展望 - 2023年9月29日開催
第16回NCGM国際感染症フォーラム Update AMR 感染症 薬剤耐性菌感染症の動向と対策、そして新たな抗菌薬の開発へ - 2023年1月17日開催
第15回NCGM国際感染症フォーラム 今、注目される感染症の最新情報 ー 予防から治療まで ー - 2022年6月17日開催
第14回NCGM国際感染症フォーラム 日本から海外に発信 産官学の国際連携活動と医薬品・医療機器 - 2021年12月13日開催
第13回NCGM国際感染症フォーラム SARS-CoV-2 感染症分野における国際協力による医薬品研究開発 - 2021年6月7日開催
第12回NCGM国際感染症フォーラム Japanese Technology in SARS Cov-2 Infection - 2021年1月29日開催
第11回NCGM国際感染症フォーラム IIDF Past, Present and Future of the R and D in Infectious Diseases Arena - 2020年11月3日開催
第10回NCGM国際感染症フォーラム Go Global - COVID-19 アジア共同臨床研究・治験のプラットフォーム形成に向けて - - 2020年3月10日開催→COVID-19流行のため中止
第9回NCGM国際感染症フォーラム (国際医療協力局主催:2019年度医療技術等国際展開推進事業報告会) - 2019年12月13日開催
第8回NCGM国際感染症フォーラム グローバルヘルスの課題:ワクチンで病気を防ぐ - 2019年10月8日開催
第7回NCGM国際感染症フォーラム Global Health Issue: AMR Control - 2019年6月7日開催
第6回NCGM国際感染症フォーラム Access to Unmet Needs, Information and Regulatory - 2019年3月11日開催
第5回NCGM国際感染症フォーラム (国際医療協力局主催:平成30年度医療技術等国際展開推進事業報告会) - 2018年12月21日開催
第4回NCGM国際感染症フォーラム アジア連携各国における臨床試験の展開 - 2018年10月4日開催
第3回NCGM国際感染症フォーラム アジア地域における感染症の動向 - 2018年7月20日開催
第2回NCGM国際感染症フォーラム グローバル臨床研究ネットワーク拠点事業の概要 - 2018年3月7日開催
第1回NCGM国際感染症フォーラム