インターナショナルトライアル部の紹介
近年、医薬品や医療技術の開発が著しい変化を遂げている中、医薬品開発における信頼性、効率性、標準化の実証が指示されている共同臨床研究が、全世界で急増しております。私たちの国際共同研究の連携国であるインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、コンゴ民主共和国との共同研究ネットワークを強化するために、私たちの国際的な役割と機能を更に拡大していきます。この様な試みを通じて、私たちの活動範囲を広め、連携を深めることで、これまで以上に医療の改善を提供していくことが出来るものと期待しております。
国際共同研究の連携を推進するにあたっては、国ごとに異なる規制や企業との調整、文化の違い、優先医療の違いなど、多くの課題を考慮する必要があります。連携国との国際臨床研究における提携は、これら障害の解決方法を見出し克服することになります。そして、各国はグローバルヘルスの改善に独自に貢献することが出来ます。
私たちの様々な医療分野における次世代の医療を実現するための活動には、皆様のご協力が不可欠であると確信しております。
業務内容
- ステークホルダーと連携して国際共同臨床研究を実施し、医療分野における日本の国際展開を推進する。
- 海外人材の採用(リージョナルマネージャー)による国際共同臨床研究の人材ネットワークを構築し、海外拠点施設との協働プラットフォームを形成する。
- 国際感染症フォーラム*の定期的かつ活発な開催により、フォーラム会員企業と情報を共有し、産官学との連携強化を図る。
組織
DIT:Department of International Trials 2016年7月開設
国の機関として、産官学の幅広い国際ネットワークを構築。国際臨床研究・試験の実施支援を通じて、グローバルヘルスの向上に貢献しています。